アレグラを牛乳で服用する事は可能?

アレグラは日本で最も有名な抗アレルギー薬と言っても過言ではありません。
元々医療用医薬品として販売されていました。
近年一般用医薬品としても販売されるようになり、より一般の方にとって身近な薬となってきています。

アレグラの有効成分はフェキソフェナジンと呼ばれるものです。
アレグラの作用機序に関してですが、アレルギー症状を引き起こす主要なケミカルメディエーターであるヒスタミンが機能するのを阻害します。
ヒスタミンはアレルゲンが体内に侵入した際に肥満細胞から放出され、全身に広がります。
そして、全身のヒスタミン受容体に結合することで鼻炎、結膜炎、じんましんなどの症状を引き起こします。
このヒスタミン受容体でアレグラの有効成分フェキソフェナジンがヒスタミンを競合阻害するのです。

ところでアレグラの服用に際して牛乳で服用することは可能なのでしょうか。
結論から言えば、牛乳とともに服用は可能です。
ただ牛乳はタンパク質等を含んでいるために、やや粘性を帯びた液体です。
これが影響してアレグラの溶解性がやや低下する可能性はあります。
ただアレグラは基本的にどのような飲み物で服用しても構わない薬です。

しかし、牛乳で飲むことのできない薬も中にはあります。
例えば、ニューキノロン系抗菌剤は牛乳と一緒に服用しない方がいい薬です。
ニューキノロン系抗菌剤の構造中にはカルシウムイオンと配位結合しやすい構造が存在します。
牛乳と一緒に服用すると、抗菌剤とカルシウムイオンが配位結合してしまいます。
結果、薬の腸管吸収量が低下してしまい、効果が減弱する恐れがあります。
よってニューキノロン系抗菌剤を服用する前後2時間は牛乳の服用を避けることが望ましいです。
ちなみにニューキノロン系抗菌剤の代表例にはオゼックス、クラビット、ジェニナックという薬が挙げられます。

アレルギー対策に用いられるアレグラは副作用である眠気が少ない抗アレルギー薬です。生後7か月の乳幼児にも使用できるドライシロップ製剤もあるので幅広い年齢層に支持され使用されています。市販薬との比較もして使いやすいほうを選びましょう。